2014年 07月 05日
金沢では、藩政時代、加賀藩主が、 白山山系に積もった雪を「氷室」に保存して、 7月1日の「氷室開きの日」に取り出し、 その天然の氷を、徳川将軍家に献上してました。 ところで、氷室から取り出された氷。 当時、金沢から江戸に届けるのに、 120里、470kmの距離を、 昼夜4日間かけて、飛脚が運んだとか。 さぞかし、溶けないようにと、 気をもんだ事でしょう。 夏の始まりを告げる氷室まんじゅう。 金沢、小松市内にある多くの和菓子屋さんには、 この氷室まんじゅうが並びます。 無病息災を願って、 酒まんじゅうを食べる習慣が、 今でも残っています。 私も子供ながらに、 この氷室まんじゅうを食べながら、 もうすぐ夏がやってくる開放感を感じたものです。 こんな伝統を大切にする生活を、 とても懐かしく思います。 7月。 もうすぐやって来る夏を、心待ちに、 元気で過ごしたいと思います。
by hidamari-cocochi
| 2014-07-05 14:31
|
アバウト
カレンダー
カテゴリ
以前の記事
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||