2011年 05月 31日
aroma cocochiの石けんは、 植物からの恵みにこだわって、石けん作りをしています。 石けんの香りはもちろんですが、 色も、植物から採れたオイルやハーブの 自然な色です。 合成の着色料を使用すれば、 イメージしたとおりの色が、 簡単に、また安価で出せます。 また、その色が、 ずーっと持続します。 けれども、合成のものは使用しないと決めています。 何故なら、 私が、石けん作りを始めたのは、 もちろん自分自身、そして家族に、 安全で、安心できるものを使いたかったからです。 aroma cocohiの石けんを、 選んで下さる方は、 ご自身やその方の大切なご家族やお友達にと、 お買い求めて下さいます。 からだとこころに安心、安全なもの。 ささやかだけど、毎日の生活のなかで、 心地よさを大切にしたい。 それは、わたしの思いと同じだと思います。 だからこそ、石けんを作る時には、 この思いをいつも、大切にしていきたいと思います。 さて、そんなわけで、 レシピを考え、そのイメージ通りの色には、 なかなか思ったようにはいきません。 今日は、素材にこれを使ってみました。 ”藍”です。 乾燥した藍葉に含まれる藍色の色素インジゴは、 水にも油にも溶けません。 ですから、不溶性である色素インジゴを一旦アルカリに晒して 水に溶ける色素に還元し、 その後空気や水に晒してインジゴに戻すことで 藍色にすることができるとか... 苛性ソーダ水溶液を作る時に、 ミルにかけてパウダーにした葉を入れて、それからオイルと混ぜました。 水溶液とオイルを合わせた状態のもの その後、30分撹拌させた状態 さて箱入れして、 ”藍”が、 どんなふうに変化していくのか、 これからのお楽しみです。
by hidamari-cocochi
| 2011-05-31 21:44
| 石けん作り
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